西宮支援学校に行ってきた

先日、西宮支援学校の教職員のみなさんとお話をする機会がありました。

老朽化のため全面改築された「西宮養護学校(にしよう)」は、令和3年9月より「西宮支援学校」となりました。綺麗な校舎に、スクールバスがずらっと並ぶ光景は圧巻です。中がどんな様子になっているのかずっと気になっていました。

以前から「にしよう」を訪れると多種多様な車いすが並んでいることに感銘を受けていました。それだけ体格や障害の違いがある一人ひとりに合わせた学習を行っていることがわかるからです。新しい西宮支援学校も、隅々まで教員の声が生かされた校舎になっており、教職員のみなさんが、子どもや保護者の思いや願いに近づけるように寄り添って毎日を過ごされていることが感じられました。

私は事務職員として働いていた時に、何度も学校の大規模改築に携わり、全面改築にも2度携わりました。だからこそ、西宮支援学校の校舎がどれだけ先生の思いが込められているのかがわかります。

設備が整った感覚学習室や知覚学習室はもとより、回廊式の廊下に大型エレベーター、車いすでも植物に触れられるよう、高さを工夫したベランダ菜園。トイレにはユニバーサル便器にベッドに洗濯機。ずらりと大型絵本が並んだ図書室に体温調整が難しい子どもたちでも入れるように工夫された温水プール。職員室前におかれた多種多様なスプーン。

どんな子どもたちでも絶対に迎え入れ、楽しい学校生活を送ってもらおうという教職員の強い思いがうかがえます。

西宮全域から通学するには一時間近く介護タクシーや通学バスに乗る子どももいますが、それでも「ここに通いたい」と思わせるものがあります。先生の笑顔とホスピタリティ、何より子どもたちが楽しそうでした。

一般の義務制の学校の一番のネックは、毎年のように子どもたちが入れ替わることです。

子どもたちの成長と共に必要なものも変わります。定員が決められていない義務制の学校では児童数の増減で教室配置も変わります。支援対象児童に対応できないことも多く、ユニバーサル便座が欲しくても対応できなかったことを思い出して羨ましく思いました

議員となった今、西宮支援学校での学びがより充実したものになるように、そして、他の西宮市立学校でも充実した施設設備が整えられるように関わっていきたいと思います。

子どもたちにとって、社会の大部分は学校です。ひとりの子どもの後ろには、その子の成長を願うたくさんの大人がいます。子どもたちはもちろん、保護者のみなさん、地域のみなさん、教職員のみなさんなど、様々な方の声を集め、よりよい西宮の学校となるよう努力を惜しまないことを改めて決意する機会となりました。

現場の声を聞かせていただける貴重な時間をいただいた西宮支援学校の教職員のみなさん、本当にありがとうございました。